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ショッピングモールの渋滞がなぜ発生するか構造的に分析

自動運転をマトリクスでまとめてみた

自動運転の正体は「仮想鉄道」だった?デジタル庁資料を読み解いてみた

デジタル庁の「自動運転に関する資料」を読んでみました。

…いやあかん、わからん。

レベル0〜5って言われても、ピンとこない。なんか急に「近未来!」みたいな世界観に放り込まれて、気づいたら頭が🌀🌀🌀

🤖 そこで勝手に分類してみた

「レベル」じゃなくて、どこで走るか × 誰が操作するか × 実証ステータスで考えた方が分かりやすくない?

🔄 現在地 × 操作方式 × 実証ステータス マトリクス

🚗 どこを走るか\🧑‍✈️ 誰が操作するか 人が運転(従来) 遠隔操作(新しめ) 自動運転(目指す未来)
一般道(共用道路) 🚗 マイカ
🚕 タクシー
🟢【既存】
🎮 実証中
🟡【実証段階】
🤖 目指してる(都市部・郊外)
🔴【将来構想】
専用レーン(バス専用等) 🚌 高速バス・BRT
🟢【既存】
📺 実証中
🟡【実証段階】
🚌 法的課題で実証困難
🔴
専用軌道/高架 🚝 モノレール・ゆいレール
🟢【既存】
🚇 ゆりかもめ・空港シャトル
🟢【既存】
法的課題で実証困難
🔴

実際の実証例を見てみると:

一般道(共用道路)

  • トラック隊列走行(常磐自動車道、新東名高速道路
  • 中型バス実証(全国5カ所)
  • スマートシティ自動運転(千葉県柏の葉スマートシティ)
  • 5G通信による遠隔監視自動運転タクシー(東京都西新宿)
  • 日本初の公道での事業化(茨城県境町)

専用レーン(バス専用等)

専用軌道/高架

📍 ステータス説明

🟢【既存】 → すでに導入・運用されていて、特に議論も少ない

🟡【実証段階】 → デジタル庁・国交省などが中心に実験中。法規やインフラの整備も合わせて調整中

🔴【将来構想】 → 現行法の解釈では実施が困難。法改正や新たなガイドライン策定が必要

🛣️ 道路でやる意味は「閉塞区間」を作りたいから

ん?これってつまり、鉄道やモノレールは、安全のために「閉塞区間」っていう物理的なブロックをつくって、列車がぶつからないようにしてる。

でも道路って、そんなのない。だからどうするかというと…

💡 センサーや通信設備を道に埋めて「仮想閉塞」をつくる!

なるほど、それでセンサーまみれ、通信まみれになるのか。つまり「自動運転」とは言いながら、やりたいことは仮想鉄道なんだ。

📡 5Gが必要なのも「遠隔操作」したいから

で、センサーに加えて5G通信もめちゃくちゃ強調されてる。「通信帯域が〜」とか言われても、何に使うのかと思ったら、

💡 事務所から車両のカメラ映像を見て、場合によって操作したい → つまり「実質リモート運転席」

たしかにそれなら超低遅延の5Gが必要になる。ということは、「自動」と言いながら、人間が控えている構造でもあるわけだ。

ゆりかもめ等も法律上リモートで管理してます。)

🧮 そして分かってきた。自動運転は構造的に仮想鉄道

🚘 道路で鉄道的な安全制御をやりたい → だからセンサーと5Gが必要 → 遠隔操作が前提 → 実質、新交通システムの再来

🧠 このマトリクスで見えてくること

このマトリクスで整理してみると、興味深いパターンが見えてきます。

  • 真のターゲットは「一般道 × 遠隔操作」したい → 最終的にはここを目指している?専用レーンや専用軌道での実証は、そのためのステップアップの場

法的な課題については、現行の道路交通法道路運送車両法の枠組みでは完全自動運転の実装が難しく、段階的なアプローチが取られているようです。

🌀 全体像が見えてきた:段階的アプローチの合理性

ここまで整理してみると、全体的な戦略が見えてきます。

🟡【実証段階】では一般道×遠隔操作で技術とノウハウを蓄積し、最終的には🔴【将来構想】の自動運転を目指している…そんなロードマップなのかもしれません。

つまり: 「完全自動運転」という理想を掲げつつ、現実的には「高度な遠隔操作システム」を段階的に構築している

デジタル庁の資料が複雑に感じる理由:

  • 🟡の「実証段階」と🔴の「将来構想」を同じ「自動運転」として説明している
  • 技術的可能性と法的制約のバランスを取りながら説明している
  • 段階的アプローチの全体像を一度に説明しようとしている

これは決して悪いことではなく、むしろ現実的で合理的なアプローチなのかもしれません。

🎤 ひとことまとめ

「自動運転」という言葉の背後には、実は段階的に構築される高度な遠隔操作システムがあるのかもしれません。ゆりかもめは30年前から自動運転してるけど、今目指しているのは、もっと複雑で柔軟な「仮想鉄道ネットワーク」を一般道路上に構築することなのかも。

それって、実はとても合理的で現実的なアプローチなのかもしれませんね。

🏝️ 最後に悪あがきの妄想提案

でも、このデジタル庁の議論を見ていると、現行法の解釈と予算配分の話ばかりで、肝心の「技術の本質」が見えにくくなってる気がします。

であるなら、こんな技術競争はどうでしょうか?


🚗 政策提言:「無人島型 完全自立型自動運転車技術競技会」の開催

現行の法制度・インフラ整備に依存するアプローチでは、真の”自動”とは何かを見誤るリスクがある。よって、完全に外部インフラ・通信を排除した無人島型自立走行レース」を開催し、メーカー間で純粋な技術競争を促すべきである。(自動車でいうF1のように、、、、)

🎯 競技の特徴:

  • 完全オフライン環境:5G通信、GPS、インフラセンサー一切なし
  • 予測困難な環境:天候変化、モノの飛び出し、道路状況の変化を意図的に設定
  • 多様なミッション:物資輸送、人員救助、障害物回避など複合タスク

📊 評価指標:

  • 自立判断能力の検証
  • 予測困難性への対応力評価
  • エネルギー効率と走行性能のバランス

🎉 期待される効果:

  • 法制・通信に依存しない”技術基盤の底力”を測定
  • 技術開発へのモチベーション向上とPR効果
  • 国際的な技術競争力の向上

国費による補助制度ではなく、チャレンジと競争を通じた成長戦略の起点とすべきである。


まあ、完全に妄想ですけどね!でも、「本当の自動運転って何?」を考えるには、こういう極端な環境での実験も面白いかもしれません。

少なくとも、法律と予算の話だけじゃなくて、純粋に技術で勝負する場があってもいいんじゃないでしょうか。


📚 参考文献・根拠資料

  • デジタル庁『モビリティ・ワーキンググループ検討概要』(2023年12月)PDF
  • 官民ITS構想・ロードマップ(2021年6月15日 高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部・官民データ活用推進戦略会議)
  • 国土交通省新交通システム技術指針』第2版(2002年):閉塞区間による安全制御の基本概念
  • 総務省『5G利活用型社会デザイン推進事業報告書』(2023年度):遠隔監視・制御における通信要件
  • 鉄道総合技術研究所『閉塞方式と列車運行の安全設計』技術解説シリーズ(2017年):従来型閉塞システムの原理
  • SAE International『Taxonomy and Definitions for Terms Related to Driving Automation Systems for On-Road Motor Vehicles』J3016_202104:自動運転レベル定義の国際標準

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この記事は2025年6月時点の情報に基づいています。政策や技術動向は変化する可能性があります。