2025年6月、奈良県生駒郡平群町を通る国道168号線バイパスとその周辺交通環境について現地調査を行った。特に、交差点配置、信号制御、歩行者動線、新設商業施設に関連する道路整備の状況を記録したものである。


国道168号線バイパスを北から南へ向かって走行した際、最初に現れる交差点は、東側から道の駅第二駐車場に接続するT字交差点である。この交差点の信号制御は感応式であり、車両および歩行者が感知されたときのみ、次の南側の信号も含め他の方向すべての信号を赤にして通行を許可する方式となっている。歩行者が国道を渡れるように横断歩道が北側に設置されている。
この交差点からわずか20メートル南には、旧来の国道168号線が西側から合流する交差点がある。両交差点は事実上一体制御されており、近接する変則的な交差点構成が確認された。
今回は長い記事になるので3パートに分ける。
次はこちらへ! 1回目(いま)
【現地調査レポート】国道168号線 平群町区間の交通環境を歩く(1道の駅前〜旧国道合流まで) - asklib
2回目(次回)
新商業施設周辺の交差点密集区間レポート|信号新設と道路改良の現地調査 - asklib
3回目